運転やめますか?不健康やめますか?
厚労省が公開した「2018年簡易生命表」によれば、日本人の「平均寿命」が過去最高を更新して、男性は「81.25歳」、女性は「87.32歳」となりました。それぞれ7年連続のプラスで、女性は世界第2位、男性は世界第3位の高水準とのことです。また最新の健康寿命は男女ともに過去最高を更新し、男性は72.14歳、女性は74.79歳ということでした。
健康寿命とは、自立して生活できる期間のことで、端的に言えば要支援や要介護状態にならずに生活できるのが何歳までか?ということを表しています。平均寿命と健康寿命の差は、言い換えれば、要支援・要介護の状態になる期間のこと。平均寿命と平均寿命の差は男性が9.11年、女性は12.53年で、女性の方が長くなっています。WHOが2018年に発表した統計によると、健康寿命1位はシンガポールで76.2歳、2位が日本となっています。 この結果が良いか悪いか意見の分かれるところではありますが、亡くなるまでの10年前後は自立した生活ができず、病気や介護で不健康な毎日を送るということを示しています。
先日の新聞では65歳以上の2800人を6年にわたり追跡調査して、車の運転をやめた高齢者は、運転を続けている人と比べ、要介護状態になるリスクが2.2倍になるとの研究結果が掲載されていました。免許証を返納した結果、活動範囲が狭まってしまいADLが低下してしまってはいたたまれません。
1人1人が他人事ではないと自覚をもって、早い段階での「メンテナンス」「運動」「食生活」の見直しをしていく事が健康寿命の延伸につながると思います。
投稿日 : 2019.09.24 / カテゴリー : 整骨院通信
URL : http://www.kato-seikotsuin.co.jp/news/post3104.html
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